ペインクリニックにて膝の痛み(変形性膝関節症)ステロイド注射の体験談パート1


さくま整体院(接骨院併設)の佐久間裕二です。
皆様の役に立つようなブログを書かせていたいておりますが、僕の今年になって新しいチャレンジをシェアさせていただきます。
それは、
ペインクリニックに膝の痛み(変形性膝関節症)でのステロイド注射を週1回~2週に1回程度行っております。

僕の、膝関節の状態(総合病院T病院のドクター診断)は、
・変形せ膝関節症(脛骨高原骨折でプレート固定の手術・抜釘したが膝は変形している)
・脛骨関節面は骨壊死している(人工骨を埋めたがくっつかなかったので)
・内側半月板が6針縫っている(縫い合わせているので半月板の症状引っかかることやロッキングが出る可能性もあり)
・人工関節も検討すべし
・腓骨神経の所に傷があり(手術痕)→癒着があり神経麻痺はどうにもならない。足首の可動域は麻痺があるので狭くなりやすいのでストレッチなどが必要。筋力も弱くなりやすいので筋トレも必要である。
などがあります。

これを僕が患者として話を聞くと、正直どうしようもないのかな??なんて思ってしまいそうになる。
やれるリハビリやエクササイズなどはあるともが、何から手を付けて良いかわからないなんて考えてしまう時期もありました。

ここまで、やってきたことは大まかに言えば2つ
・膝に負担をかけないためのエクササイズ・トレーニング→筋力アップ為のEMS電気治療
・膝の可動域を下げないためのリハビリ→ラジオ波による筋膜リリース

この2つを中心に行ってきました。
痛みが出ても神経麻痺があってもそれは仕方がないことなんて考えてきました。

しかし、ペインクリニック先生に相談しにいきました。
手術痕(癒着)があり麻痺があるのはもう少し良くなるんではないか?
痛みについても軽減して膝の関節可動域を上げていく必要がある

と話をしてくれました。

まずはステロイドの注射をしながら膝の関節可動域を広げるリハビリを行っていきましょう
当院は注射はできるけど、リハビリ施設はないので自分で行ってほしいとも

ステロイド注射をすることを決めました。(総合病院ではヒアルロン酸注射をおこなってきましたし、違うクリニックでハイドロリリースをおこないました。これも皆様に体験をシェアさせていただきます)
メリットとデメリットを簡単に書いておきますね

ステロイド注射のメリット
1. 即効性が高い
ステロイド注射の最大の利点は、痛みや炎症の軽減効果が早く現れることです。注射後数時間から数日以内に痛みが和らぎ、生活の質が大幅に改善することがあります。急性の炎症を抑えるため、短期間での症状改善を求める患者様にとって大きな助けとなります。

2. 関節内の炎症を直接抑制
薬剤を関節内に直接注入するため、全身への影響が少なく、局所的に高い効果が期待できます。これにより、飲み薬に比べて消化器官への負担が少ない点も魅力です。

3. 手術の回避が可能になる場合がある
ステロイド注射によって症状が軽減されると、早期の手術を回避できるケースもあります。特に中高年の患者様にとって、身体への負担が少ない治療法として選ばれることが多いです。

ステロイド注射のデメリット
1. 効果の持続期間が短い
ステロイド注射の効果は一時的で、通常は数週間から数か月程度持続します。そのため、根本的な治療ではなく、症状の緩和に留まります。

2. 副作用のリスク
繰り返し使用すると、関節軟骨の損傷や感染症のリスクが高まる可能性があります。また、稀に注射部位が腫れたり、炎症が悪化することも報告されています。

3. 依存性のリスク
即効性が高いことから、症状が再発するたびに注射を希望する患者様も少なくありません。しかし、頻繁な使用は副作用を増大させるため、医師との相談が必要です。

4. 根本的な治療ではない
ステロイド注射は痛みや炎症を抑える対症療法です。関節の変形や軟骨の損傷を修復するわけではないため、原因そのものを解決するには別のアプローチが必要です。

何の治療も大切ですが、受ける前にメリット・デメリットをちゃんと知っておくことが必要です。

是非参考にしていただければと思います。
さくま整体院(接骨院併設)では、ペインクリニックに通いながらのリハビリももちろん行うことは可能です。
メリットデメリットも熟知して行っていきますので、ご相談ください。

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