スポーツ障害の治療の考え方「野球肘」
スポーツ障害ってスポーツをしていてケガをしてしまうことです。
スポーツ障害ってどのように治療をしていきますか?
どのように考えて?
などあると思います。
考えていく際に一番考えてはいけないことは、オーバーユース(使いすぎ)ということ。
例えば、野球をしていて肘が痛くなりました→投げすぎたのでノースロー、痛みがなくなったら今までと同じように野球をして良いよ。という考え方が一番危ないと思います。
確かに投げなければ炎症はおさまるので痛みが軽減されて野球をできると思いますが。
これでは、また肘が痛くなりますし「離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans:OCD)」になると本当に長くリハビリや治療が必要になります。
どうやって考えていくのでしょうか?
野球の内側の肘が痛いとすると、
・肘は上下の関節「手首や肩」がちゃんと動いて筋肉を発揮できているか?
・投げるときに股関節がちゃんと動いているのか?お尻の筋肉はしっかり力を発揮できているか?
などと考えていきます。
関節がちゃんと動いてないところには、ストレッチ・マッサージをする。
筋力が発揮できていないところは、筋力トレーニング(エクササイズ)をする。
これが基本的な考え方です。
それで当院がお力になれる部分であれば、
関節が動いていない部分をしっかり動かせるようにすることです。
関節が正常動かなければ筋トレやリハビリもしっかりできません。
当院では、ラジオ波による筋膜リリースで関節の動きが悪いものに対しては良くすることができます。
スポーツ障害を良くするためには関節が正常に動くことが最も大切です。
野球肘を改善するためにしっかり取り組んでいきましょう